寝巻、パジャマ、下着、それとも何も着ない?
日本人の生活習慣は大きく変化し、睡眠習慣も多様になりました。寝床も畳に布団や、ベッドにブランケットとバリエーションが豊かです。ゴリラやチンパンジーは、毎晩木の枝などで新しい寝床を作ります。
また、寝るときに纏う衣服も、個人の快適の感じ方が多様化したことで、寝る時の恰好も自由になりました。Tシャツと短パン、パジャマ、下着、全裸と人それぞれ好みによって違います。
地域と季節の温度差
日本列島は、南は北緯24度、北は北緯46度と縦に長く、山地や盆地や海岸沿いなど住む地域によって、気温も湿度も季節によってかなり違いがあります。その一方で、恒温動物の人間は、寝床内温度は、各季節を通して一定です。寝床内の温度は末梢皮膚温と同じ31度程度に保たれています。季節によって気温が違っていても、ヒトは衣服で皮膚温を調節すれば、季節に関係なく快適な眠りを維持できます。
寝ているだけで汗をかく
睡眠中には、子供だと250ml、高齢者でも150ml以上発汗をすることが知られています。特に夏季は、寝具との接触部分が多く、産熱しやすい後頭部、背面部は発汗が多いですね。
また冬季は、肩や腰の冷えにより寝付きが悪くなります。季節によって睡眠環境を整え、睡眠時の衣服を意識するのも良いかもしれません。
今夜は何を纏う?
ちなみに昨夏、うちの子供たちの寝巻は甚平でした。ゆったりとして、風通しがよく、木綿の触り心地が気に入っていました。甚平はちょっとしたマイブームです。これからの季節にも合う冬季の甚平があればいいのですが、冬季に合う寝巻で何かお勧めはありますか?
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