鍼で「眠れる体」を手に入れる——最新研究が示す慢性不眠への有効性
- Naoko Suga
- 6月13日
- 読了時間: 2分
仕事や家庭、将来への責任が重なる40代。眠りたいのに眠れない。夜中に何度も目が覚める。朝の目覚めが重い——そんな「質の悪い睡眠」が日常になっていませんか?
2025年に発表された国際的な医学論文(Frontiers in Neurology掲載)では、慢性不眠症(CID)に対する鍼治療の効果を科学的に検証。中国・英語圏の8つの医学データベースから厳選された**10件の臨床試験(計757名)**を分析し、鍼の効果を統計的に評価しました。
その結果、主観的な睡眠の質を示す「ピッツバーグ睡眠質指数(PSQI)」は、鍼治療群で−2.60点改善(※平均2〜8週間の施術)。これは、臨床的にも意味のある変化に近く、「ぐっすり眠れた」「頭がスッキリした」と感じる方が多かったことを示しています。
特に、手動の鍼と電気鍼の両方で効果が見られたことも明らかに。副作用は皮下出血や軽い倦怠感といった軽微なものにとどまり、重篤な報告はありませんでした。
一方で、睡眠時間や効率といった“客観的な数値”の変化はまだ明確ではなく、さらなる大規模な研究が望まれています。しかしながら、今回の結果は「鍼が安全で効果的な選択肢になり得る」ことを裏づけています。
薬に頼らず、自律神経を落ち着かせ、脳をリラックスさせる――鍼はまさに“内側から眠れる体質”を育てるアプローチです。
Power Sleep が提案する「睡眠鍼 × ヘッドケア」
当サロンでは、この科学的知見をベースに 睡眠専門の鍼と 極上ヘッドマッサージを組み合わせた独自メソッドをご提供。脳疲労をリセットし、深い眠りへと導きます。
「最近、眠りの質が落ちているかも…」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。人生の質を左右する“本物の休息”を、今こそ手に入れましょう。

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