良い睡眠が整う鍵は「起き方」にある
- 1月8日
- 読了時間: 3分
「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」「朝スッキリしない」「寝ても疲れが残る」
中年にもさしかかると、睡眠の悩みが急に増えたように感じる方が多いです。でも、睡眠がうまくいかないときに見直したいのは、寝る直前の工夫だけではありません。
結論から言うと、良い睡眠を得たいなら、まず“日中の起き方”を整えることが近道です。
働く世代の睡眠が乱れやすい理由
働く世代は仕事や家族のことが重なりやすく、頭も体も休まる時間が減りがちです。さらに、ホルモンバランスの変化も重なって、自律神経が揺らぎやすくなります。
睡眠は「疲れたから勝手に深くなる」ものではなく、眠るためのスイッチ(副交感神経への切り替え)が入ってはじめて整います。
だからこそ、夜の対策だけでなく、日中から流れを作ることが大切です。
睡眠は「よく寝るため」ではなく「明日よく起きるため」にある
昼間に心地よく体を動かして、頭も程よく使えて、「今日やることをやれた」と感じられた日は、夜に眠りやすい。これは多くの方が経験しています。
睡眠は、ただ寝るためにあるのではなく、明日を元気に過ごすための回復時間です。だから、良い睡眠の土台は「起きている時間」に作られます。
「よく起きる」と睡眠圧がたまる
起きている間に、脳と体をほどよく使うほど、睡眠圧(眠気のたまり)が蓄積しやすくなります。睡眠圧がしっかりたまると、眠りが深くなりやすく、回復感につながります。
ここで大事なのは「頑張る」ではなく、“ほどよく使う”ことです。
落とし穴:忙しいほど眠れる、ではない
働く世代の不眠でよくあるのがこれです。
「クタクタなのに眠れない」「疲れているのに目が冴える」
このとき起きているのは、体の疲れよりも、交感神経(緊張モード)が抜けていない状態です。ストレス・不安・焦り・怒り、または“やることが多すぎる状態”が続くと、睡眠圧があっても深い睡眠に入りにくくなります。
つまり、眠りの質は「活動量」だけで決まりません。負荷の種類とタイミングがとても重要です。
深い睡眠はこの3つで整いやすい
働く世代の睡眠を整えるために意識したいのは、次の3要素です。
睡眠圧(眠気のたまり)
体内時計(眠るリズム)
自律神経の落ち着き(副交感神経に切り替わる状態)
夜だけ頑張るのではなく、日中からこの3つを整えると、睡眠は自然に改善しやすくなります。
今日からできる「良い睡眠が整う起き方」5つのコツ
1) 朝の光で体内時計を整える(最優先)
起きたらまず光を浴びる。窓際でもOK。これだけで、夜に眠くなるリズムが作られやすくなります。
2) 午前中に“頭を使う時間”を確保する
午後〜夜に詰め込むほど、交感神経が高ぶりやすくなります。可能なら、考える仕事・判断が必要なタスクは午前に寄せる。
3) 日中に軽く体を動かす(深い睡眠の材料)
「運動しなきゃ」ではなく、10〜20分の散歩や階段で十分。特に夕方までに体を動かすと、夜の寝つきが整いやすいです。
4) 夕方以降は“興奮を増やさない”
夜遅い時間の激しい運動、刺激の強い動画、仕事の追い込みは、眠りのスイッチを遠ざけます。「頑張る」より「クールダウン」を意識。
5) 寝る前の“切り替えルーティン”を作る
忙しいほど、脳のスイッチが切れません。おすすめは、たった5分でもいいので
ぬるめの入浴
深呼吸
目の疲れを取る(温める)
など「副交感神経に入る合図」を作ること。
睡眠を変えるなら、今日の起き方から
働く世代の睡眠は、「寝れば解決」ではなく、日中の過ごし方+自律神経の切り替えで整いやすくなります。
しっかり起きて、ほどよく脳と体を使い、夜に向けて落ち着く流れを作る。
良い睡眠の第一歩は、今日の“起き方”にあります。







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