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執筆者の写真Naoko Suga

本当の原因は、「眠れない」のではなかった!?




今夜はすぐに寝られるかなっと期待してベッドに入っても、気づいたら暫くするとスマホをいじってしまい、あっという間に時間が経っていた。

スマホで、「眠りによいことは何だろう?」なんて情報を調べてみたりしても、一向に眠たくならない。

そんな経験はありますか?


それなら思い切って、思考を転換してみてはいかがですか?

寝る時間があるのに、寝床に入っても寝られないという、いわゆる不眠症タイプの方には、是非おススメしたい思考回路の改革があります。


「眠れない」と眠りに意識を向けるのではなく、「起きれない」に意識を向ける。


それだけです。


「起きれない」とは、日中の明るい時間に、どれだけガッツリと脳やカラダへインプットしたか、という活動レベルの話です。


今日あなたは、質の高い睡眠を求める前に、眠りを誘う為に必要な活動レベルの高い覚醒時間を過ごしましたか?


インプットとは、感覚神経から得る全てを含めます。

動物や人間に備わっている5感を日中にフルに活用して、脳やカラダを働かせることで、心地よい疲労感を得られましたか?


視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚の5感をバランスよく使うことで、よい睡眠に必要な睡眠負債が蓄積されます。インプットたっぷりの時間を過ごすことで、しっかり「起きる」ことになり、「起きられない」問題が解消し、結果的には「眠れない」が解消されます。


5感をフルに働かせるということは、誰にでもできるワザです。


目で四季の変化を感じ(視覚)、

雑音を楽しんでみたり(聴覚)、

ヒトや生き物に触れ合ってみたり(触覚)、

いつもと違う味付けのゴハンを食べたり(味覚)

外に出て深呼吸してみたり(臭覚)。


5感を使う生活は、いつでも、どこでも、できることばかりです。


意識の向け方、考え方を変えるだけでも大きな違いになります。


今日から、眠りに対する「起きること(覚醒)」に意識を変えてみませんか。



せっかく生きているのですから、無意識の眠りだけでなく、意識のある時間にも意識を向けて、色々な意味での「覚醒」をしていきましょう。きっとあなたの1日の生活がもっとメリハリのある時間になるでしょう。




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